動画から人間の姿勢を推論する骨格検知プログラム開発と評価
制御アプリケーションシステム開発
- ユーザー
- 総合電機メーカー
- 分野
- 社会インフラ
- 担当フェーズ
- 内部設計~組み合わせ試験
- 利用技術(環境・言語等)
- windows/microsoft Visual Studio 2017/C++
- 開発期間/規模
- 1.5カ月/2KStep
プロジェクトの課題
- 工場内の若手技術者による手作業の間違いを早期に検出し、時間ロスやヒューマンエラーを減少させたい。
- ベテラン作業者の技術を若手技術者に継承し、高い技能を持つ作業者を増やしたい。
- 手首に特定色のリストバンドを巻いて行う分析では、細かい動きの認識において精度が低く、誤差が大きい。
高度な姿勢推論ライブラリの導入
Google社の「MediaPipe Pose」とIntel社の「OpenVino」を用いた骨格検知プログラムを開発。これらの技術を使用することで、従来の色情報に基づく方法よりも細かい動きをより正確に捉え、作業品質の向上を図る。
開発の進捗と今後の計画
現在、この新しいソフトウェアの開発が進行中であり、実際の作業現場での適用性と効果について、今後、顧客と共に検証を行う予定。このプロジェクトにより、工場内での作業の精度が向上し、ヒューマンエラーの削減及び効率的な技術継承が期待される。また、若手技術者の教育と作業品質の全般的な向上が見込まれる。
顧客の声
新分野、特殊言語を扱うため、情報提供不足もあるなか不安であったが、よくやってもらい、品質も良く、エンドユーザーからも高評価を得られた。
新人を実務者として立てて不安であったが、、マネージャーのフォローにより適切に対応してもらえた。
画像処理対応してくれる協力会社がいないので今後もお願いしたい